2016年2月20日土曜日

プレール・ドゥーク元住吉に対して建築主への申し入れ書の原文



年末から年始にかけての動きをまとめ

私たちの申し入れを書面にして提出いたしました。

以下原文です。



建築主:株式会社伸和技研 殿
 
施工業者:株式会社合田工務店 殿 

早急に「西加瀬住環境を守る会」との話し合いテーブルに
つくよう求めます。 

西加瀬住環境を守る会
 


昨年1225日、中原区西加瀬町内会長名で、貴社宛「ワンルームマンション規制強化を受けて説明会開催を申し入れます」との申し入れ文書をお送りしました。


そのなかで、私達の請願を受け、川崎市が大ワンルームマンションの規制を強化するため「建築指導要綱」の改正に乗り出したこと、41日に改正指導要綱が公布され、91日施行されれば、現在建設中の「西加瀬プロジェクトマンション」は、完成半年後には「既存不適格建築物」となってしまうことをお伝えしました。 
加えて、「現行計画通りには建替えできない「既存不適格建築物」になることを知りながら、このまま工事を続行して完成させ販売してしまうつもりなのでしょうか。それとも、改正される規制基準に順ずるよう、可能な限り計画変更に努力するおつもりがあるのでしょうか」と問いかけ、「計画発表時点と許認可基準が大きく変化した現在、改めて貴社の見解を直接お伺いしたく、至急説明会の開催」をお願いしたのです。 
今年に入って、市は要綱改正に伴うパブリックコメントを実施し、改正に向けて着々と作業を進めています。しかし貴社からは何らの回答もありませんでした。そこで1月24日住民集会で検討の結果、全く誠意の見られない貴社の態度に抗議する意思表示として、新しいのぼり、横断幕の設置を決めました。

あわせて、これ以降「西加瀬プロジェクトマンション」にかかわる諸活動を担う組織についても検討を行い、従来の西加瀬町内会から、「西加瀬住環境を守る会」に移行することを確認しました。マンション建設地から遠く離れた住戸を含め、800所帯を構成員とする町内会という組織の性格上、看板の文言を「事実に反する虚偽記載」だとして「損害賠償を求めることも考慮する」といった不穏当な通告を行うような事業主への対応の任を負わせるのはふさわしくないとの判断からです。2月7日、西加瀬住環境を守る会の名前を明示した新しいのぼりと横断幕を掲出した所です。
  
先日(2月11日)貴社が町内会役員に面談し、入居者分の町会費や祭礼寄付などを条件にのぼりその他を撤去するよう求めてきた旨報告をいただきました。


貴社が、のぼりその他に記載されている西加瀬住環境を守る会宛にではなく、町内会役員に条件を提示してその撤去を求めてきたのは、なんとも不可解です。くりかえしますがのぼり等反対掲示物は、西加瀬住環境守る会がその費用負担を含めて会の責任で行ったのであり、町内会には掲出の責任もなければ、従って、下ろす権限もありません 
貴社が、「既存不適格物件」という事実を広く世間に知らしめることに不都合を感じ、のぼり等を下ろしてほしいとお望みなら、その責任主体である西加瀬住環境を守る会に申し入れをするのが当然の筋ではないでしょうか。

マンション建設工事の完成も近づいている中、無用な混乱を回避し、紛争の話し合いによる解決を実現するため、貴社が「西加瀬住環境を守る会」との話し合いのテーブルにつく決断をされるよう、強く申し入れるものです。内容いかんにかかわらず、文書による回答を早急にいただきたくお願いいたします。 

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